2019年09月25日

【音楽】ロマサガのBGMをアレンジしてみた その3 「バーバラ」

バーバラ_RomancingSaGa_背景画像_03.jpg

ゲーム「ロマンシング サ・ガ」の中から、バーバラという主人公のテーマをアレンジしてみました。

ロマサガのBGMの中で異彩を放つこの曲の、どこに魅力があるのかについても考えてみます。

●ロマサガについて
ロマンシング サ・ガは1992年に発売されたスーパーファミコン用のRPGです。



当ブログでは以前からこのゲームのBGMアレンジを何曲か行なってきました。
【音楽】ロマサガの戦闘曲をアレンジしてみた
これは準ラスボス用の戦闘曲
【音楽】ロマサガのBGMをアレンジしてみた その2「下水道」
こっちは「世界一カッコいい下水道の曲」と言われている曲

今回はアレンジシリーズ第3弾として、バーバラというキャラクターのテーマ曲を扱ってみたいと思います。

●バーバラについて
ロマサガには8人の主人公がいて、プレイヤーはゲーム開始時にその中から一人を選ぶようになっています。

主人公たちにはそれぞれ独特の経歴があり、起伏に富んだ過去を持ちながら旅をしています。

例として、2人の主人公のプロフィールを見てみましょう。

・アルベルト・・・貴族の息子。城主の父親を持つが、モンスターの襲撃によって城を破壊され、両親の命も奪われる。生き別れの姉を探すために旅をする。

・クローディア・・・森の番人。迷いの森の魔女に育てられるが、ふとしたきっかけで外の世界へ出る。なぜ迷いの森で育てられたのか?実は彼女の出生には大きな秘密があり、物語を進めるうちに明らかになっていく。

などなど、各々設定がドラマチックです。

今回スポットを当てるバーバラもそんな主人公のうちの一人ですが、こう言っては何ですがプロフィールがわりと地味です。

バーバラの経歴はこんな感じです。

・バーバラ・・・踊り子。ニューロードを旅する行商であり、会計係のエルマンと歌い手のナタリーと共に旅を続ける。

この女主人公には山あり谷ありの過去とか、そういった話は特に語られません。

ディスティニーストーン(重要アイテム)の一つを吟遊詩人から受け取り、そのためにモンスターから狙われたりしている、くらいの設定しかないのがバーバラです。

(ちなみに、同行のエルマンは作中で一言も喋らないという、輪をかけた地味キャラである)

(更に言うと、歌い手のナタリーはオープニング以降、一切姿を現さない謎キャラである)

●バーバラのテーマについて
ところで、主人公たちにはそれぞれ個別にBGMが用意されています。

各主人公のキャラクターに合ったテーマ曲があり、フィールドを歩く時にその曲が流れてゲームの雰囲気を盛り立てます。

前述の通り、プロフィールが地味めなバーバラはテーマ曲もさぞかし地味な感じ・・・と思いきや、全くそんなことはありません。

むしろ8人の主人公の中で一番個性的なテーマを持つのがバーバラ、と言って良いでしょう。


原曲はこんな感じ

この曲、タンゴ調というのでしょうか、民族音楽的な曲調にとてもグッとくるものがあります。

作曲者の伊藤賢治さんはクラシック音楽をバックボーンにされている方で、ロマサガのBGMは基本的にクラシックをベースにした曲がメインになっています。

そんな中でこの「バーバラのテーマ」はその土着的な響きで異彩を放っており、プレイヤー(というか私)に強い印象を与えます。

馬車に乗って広大なマルディアス(ロマサガの世界のことです)を旅する行商の一行・・・
気怠さの漂う旋律から醸し出される旅情感・・・

この曲を聴くとそんな気分が増幅されて、このゲームへの没入感を高めてくれます。

また、バーバラという踊り子が持つ艶っぽい雰囲気もうまく表現されていると思います。

ロマサガというとカッコいい戦闘曲が注目されがちですが、こういったあまり目立たない曲にも良曲がたくさんありますね。

●アレンジした結果
そんな「バーバラのテーマ」をアレンジしてみた結果、こちらのものが出来上がりました。



民族楽器風の笛とか、二胡の音を主旋律で鳴らして、生演奏っぽい感じにしています。

あとタンゴ調の曲なので、伴奏にアコースティックギターの音を追加しました。

どこか遠い異国の地の小さな小屋で、知らない誰かがこの曲をカバーして演奏している・・・みたいな感じを目指して作ったつもりです。

●終わりに
今回はロマサガシリーズ第3弾として、バーバラのテーマをアレンジしてみました。

ロマサガにはまだまだ素敵な曲がたくさんありますので、引き続き他の曲もアレンジしていけたら良いと思っております。
posted by keno at 09:00| Comment(0) | 音楽
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